灯台の先祖というべき施設
観音埼灯台が点灯されるまで灯火をともし続けた
燈明堂
Tomyodo Lighthouse
C.
走水・観音崎・大津・浦賀
技術
燈明堂は東京湾の入り口に位置する西浦賀の小さな岬にあり、港に出入りする船にとって灯台の役目をしていました。1648(慶安元)年、幕府の命により造られた瓦葺きの2階建てで、1階には2畳敷の部屋がありました。菜種油や魚油を用いて灯された光は、海上4海里(7.4km)を照らしたといわれています。東浦賀の干鰯問屋が維持費を負担し、1872(明治5)年に廃止されるまでの約220年間、航路の安全を守っていました。建物は明治20年代まで残っていたといわれていますが、風雨で崩壊し石垣だけが残りました。1988(昭和63)年、残った石垣の上に当時の外観を復元した現在の燈明堂が造られました。 現在も、燈明堂の沖合いには多くの船が行き交い、当時の浦賀の湊の様子に思いを馳せることができます。
横須賀への来訪をご検討されている皆さまへ
マスクの着用や手洗いの徹底など、「新しい生活様式」に基づく感染の予防を意識した行動をお願いいたします。
Information 基本情報
横須賀市西浦賀6 |
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京急線浦賀駅からバス「燈明堂入口」下車徒歩5分 |
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あり |
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046-822-8301 横須賀市観光案内所 |
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