横須賀に保存されている
写実的で力強く量感溢れる優れた仏像
運慶
Unkei
偉人
F.
西
偉人
運慶は鎌倉時代初期の仏師で、優れた仏像を世に残しています。写実性を追求した運慶の作品は、目に「玉眼」を用い、衣文を深く刻みながらその下の体の量感も見事にあらわします。運慶は奈良仏師として興福寺や東大寺で造仏を行う一方、鎌倉幕府の将軍や有力御家人たちとの結びつきを強め、ゆかりの諸寺でも造仏を行いました。銘文で確認される現存する運慶作の仏像は17体程ですが、横須賀市芦名の浄楽寺には、鎌倉幕府の初代侍所別当和田義盛(ルビ:わだよしもり)が運慶に依頼した仏像が5体も安置されています。昭和34年の調査で、像内から発見された木札により、関東地方で初めて運慶作であることが確認された仏像です。ぜひ、鎌倉武士の美意識を感じてください。※拝観は予約制です。
Information 基本情報
横須賀市芦名2-30-5 |
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JR逗子駅または京急線逗子・葉山駅からバス「浄楽寺」下車徒歩1分 |
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運慶仏の拝観は春・秋の御開帳か、1週間以上前の予約が必要です。 |
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あり |
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046-856-8622 浄楽寺 |
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