東京湾防衛ラインの一翼を担っていた砲台
走水低砲台跡
Hashirimizu Lower Gun Battery Site
幕末に築かれた旗山崎台場跡地に1886(明治19)年に陸軍によって建設されました。東京湾要塞を構成する砲台の1つとして、富津岬と観音崎を結ぶ東京湾防衛ラインの一翼を担うため、4門の大砲が配備されました。関東大震災の被害と火砲の進化から1934(昭和9)年に陸軍の防御施設から除外された後、陸軍重砲兵学校の演習砲台として終戦まで使用されました。 4つの砲座は南北に一列に並び、地下には煉瓦で造られた砲側弾薬庫などが良好な状態で残っています。日本遺産の構成文化財の1つにも認定され、見学ができます。旗山崎の地名は、古事記・日本書紀に伝わる日本武尊(ルビ:やまとたけるのみこと)と妻の弟橘姫(ルビ:おとたちばなひめ)の伝説に由来しています。
横須賀への来訪をご検討されている皆さまへ
マスクの着用や手洗いの徹底など、「新しい生活様式」に基づく感染の予防を意識した行動をお願いいたします。
Information 基本情報
横須賀市走水2-698 旗山崎公園内 |
|
京急線馬堀海岸駅からバス「走水上町」下車徒歩3分 |
|
一般公開日は、無料。 平日ガイド時は、ガイド団体による。 |
|
走水低砲台跡の一般公開時間 |
|
旗山崎公園 走水低砲台跡の一般公開は土日祝日のみ。平日は、ガイド依頼時のみ見学可能。12月29日~1月3日は一般公開休止。 |
|
なし |
|
|
|
横須賀市公園管理課 046-822-9561 |
Going Next? 関連するサテライト

猿島

千代ヶ崎砲台跡

第三海堡
