東善寺提供

OGURI Kozukenosuke Tadamasa

開国
偉人

幕末に勘定奉行や外国奉行などを歴任した旗本で、井伊直弼より抜擢されて目付となり、1860(安政7)年、日米修好通商条約批准書交換の遣米使節として渡米しました。当時、諸外国との交換比率の違いが日本から金の大量流失を招いていました。小栗はフィラデルフィアの造幣局の一室でそろばんと天秤ばかりで瞬く間に計算し不公平さをアメリカ側に納得させました。また、日本と欧米文明の工業技術の差を目の当たりにし、その技術に驚嘆した小栗は「ねじ」を持ち帰り、近代化への投資として製鉄所の建設を進言したのです。横須賀製鉄所は、1865(慶応元)年に工事が始まり日本が近代国家として発展した歴史に大きな役割を果たしました。そして横須賀製鉄所の「1号ドック」は、今も現役で使われています。

幕末開明の人 小栗上野介の寺 東善寺
群馬県高崎市倉渕町権田169
http://tozenzi.cside.com/
027-378-2230 (東善寺)

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