戦後 全国のモデルケースとなった
最先端の三笠ビル商店街
三笠ビル商店街
Mikasa Shopping Plaza
B.
汐入・横須賀中央・逸見
近代建築
現在の三笠通りは大通りが出来る以前は幹線道路でした。関東大震災で甚大な被害を受け、その後の復興で大通りが作られました。その一角にある三笠ビルは1959(昭和34)年、既存の商店街をあえて耐火構造のビルに作り替えた、ショッピングモールの先駆けといえる画期的な建物でした。最先端の設備、組合組織による管理運営、外壁やアーケードの共同化など、全国の街づくりのモデルともなりました。屋上の「愛の鐘」からは、朝、昼、夕方に音楽が流れ、観光バスもわざわざ訪れ、ガイドが説明をするほど大勢の人で賑わいました。商店街といっても最寄り品を扱う場所ではなく この商店街は、わが国でも最初期のショッピングストリートで、カップルや友人同士でショッピングを楽しむ日々の生活とは異なる、非日常を楽しむ的な空間になっていました。
Information 基本情報
横須賀市大滝町2-23 |
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京急横須賀中央駅から徒歩3分 |
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なし 近隣に有料駐車場あり |
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046-822-4100 三笠ビル商店街 |
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